映画「ルパン三世」実写版(小栗旬主演)の感想、どーだった？

みなさんはもう当然小栗旬のルパンの映画を見られたことだと思いますがｗ

ブログで約束したとおり、やっと俺もルパン三世を見に行ってきました！
果たしてネットとかで叩かれたりするほどの内容なのでしょうか？

 

映画「ルパン三世」実写版(小栗旬主演)を見てきた感想。

結果から言いますと、
「やはりアニメの雰囲気や内容を実写化するのは難しいんだな・・・」と思いました。
もしも、ルパンのアニメ・漫画等を見えていない人ならば、そこそこ楽しめる映画だったと思います。
あんなにネットで叩かれたり低評価な映画では無かったと思いました。

 

ルパン三世の映画シアターの混み具合

静岡の新静岡セノバに一人で「ルパン三世」を観に行ってきました。

小栗旬主演のルパン三世が公開されたのが、2014年8月30日。
見に行ったのが、その一ヶ月半後くらいということになります。
はじめはインターネットで映画館の座席を予約しようと思ったのですが、誰も予約している人がおらず(-.-;)
映画の上映20分前に映画館に行ってチケットを購入したのですが、上記画像の席の混み具合でした(-.-;)

映画館に入ると、ほぼ中学生くらいの子供のみ(-.-;)
「俺以外、大人はいないんじゃないか？」と思ったのですが、上映少し前にカップルが３組位入ってきましたねｗ

子供の中に、俺だけじゃなくてよかった～ｗ

 

映画「ルパン三世」のストーリーについて感想

ルパン三世たちのキャラクターをそれっぽく演じながら、ルパン三世っぽいストーリーを、アニメや漫画を無視したオリジナルストーリーで作った感じでした。

オリジナルストーリーというのは、今までマンガやアニメでなかったという話ではなくて、
アニメや漫画にあったルパン三世や次元 五ェ門、峰不二子、銭形といったキャラの生い立ちや出会いを無視して、アニメや漫画とは違う生い立ち・出会いの映画ならではのルパン三世を作ろうとしている感じです。
いわゆる設定変更ってやつですね。

う～ん、言っていることが伝わりますかねー？
つまり、アニメで言うところ「ファーストコンタクト」なみにオリジナルストーリー(今までのルパンの経緯は無視)だったということですｗ

ルパン好きのルパンマニアにはちょっとウケが悪いかもですけど(一貫性がないので)、
これからキャラはルパン三世ですが、映画ならではのストーリーを展開していく気では無いでしょうか
(もしそういう作戦なら、次回からはヒロインと感動するようなシーンや笑えるシーンが欲しいな)

 

いち、ルパンファンとして評論家気取りで語らしてもらいますｗ

 

映画「ルパン三世」のストーリー・演出で良いと思ったこと

• 映画後半の敵の倒し方があっさりしていてそれでいてかっこ良くルパンぽいなと思いました！
• ヨゼフキャラ(ストーリーに重要だけど引き立て役)がルパンのアニメに出てきそうなキャラで良かった！
  今回の映画でルパンが敵に勝てたのはこのヨゼフのおかげなのですが、途中で出てきてさらに雑な演技ｗ

 

映画「ルパン三世」のストーリー・演出で良くないと思ったこと

• 映画デダしの峰不二子の格闘系アクションシーンが長く・更に見づらいと思いました
• ルパンと不二子の夜のシーンが、わざとルパンぽくしようとおちゃれけて引いた。
  アニメの男女のコミカルさを演出しようとしたんだろうけど、全然何かが違う、、、
• 不二子とセクシー系の女性の敵のキャットファイトも格闘系アクションシーンが長く、見づらかった。
• 小栗旬夫妻(山田優)がわざとらしく共演していたのが、なんかちょっとね、、、いただけない

格闘系のアクションシーンは全体的に見づらかったし、あまり要らないと思いました。

 

小栗旬主演のルパン三世は子供とかが見ても大丈夫な内容？

セクシーなコスチュームや、女同士の喧嘩で際どい露出シーン
キスシーンとかもありましたが、過激なところはないので、多少の肌の露出程度です。

女性の水着とかを見るレベルの内容のように感じました。

 

ルパンファミリーのキャストの演技の感想

アニメの実写化って難しいですね！
アニメのイメージを頑張って再現していたのは銭形役の浅野忠信くらいでした。
その浅野忠信も無理している感じで(声の印象も変えていたので)、はじめは違和感がありましたがｗ

良かった順に書きます

 

１位，銭形警部役の浅野忠信。「アニメのイメージをちゃんと演じていた！さすが役者と感じた」

多少無理があると思ったのですが、、、はじめは違和感もあったのですが、
浅野忠信は役者ですね！って感じでした、最もルパンアニメに近く良かったです。

ただ、
演出で「銭形幸一警部だ」と苗字だけでなく名前までアピールしているのは、ちょっとイマイチでしたが。
銭形は名前までは言わない感じですよね。

 

２位、次元大介役の玉山鉄二。「次元の雰囲気そのものだった」

これはラッキーな感じじゃないでしょうか
次元自体どちらかと言うと無口な感じなので、役は簡単なのかもしれませんがｗ

次元と玉山鉄二、印象というか雰囲気が似ているんです。似せているとか演じているその前に、なんか雰囲気やイメージが似ているんですよね！
良かったです、玉山鉄二の次元。

ただ、次元はたまに「ハッ」とか急に笑ったりするような所があるので、そのイメージも出して欲しかったですけどねｗ

 

３位、ルパン三世役の小栗旬。「ルパンっぽい小栗旬だった」

ルパン三世っぽくイメージして演技しているのはわかっいたし、すんなり映画の中でイメージを確立していましたが、
小栗旬のイメージ・雰囲気が強いんでしょうか、、、「やっぱ小栗旬だな」って感じでした。

完全に「小栗旬の映画」っていう世界観というかイメージになっていましたね、、、ルパンが食われた感じ(-.-;)ｗ

 

同着３位、五エ門役の綾野剛。「頑張って役になりきろうとしていたのはわかったけど」

頑張って五エ門役になりきろうと演じていたのは肌で感じたけど、一番演技が難しい役なのでは無いでしょうか、、、

ロン毛も、アニメと実物では全然イメージが違うし、なんかロン毛の動きがリアルでなんかキモイ、、、
でも、映画館内で笑えた箇所の１つが五エ門役の綾野剛の演出でした。
ちょっと、いやだいぶ五エ門と違ったんですけど、評価すべき演技でしたｗ

 

５位、峰不二子役の黒木メイサ。「ちょっと露出度の高い黒木メイサだった」

不二子役っていうより、ちょっとだけセクシーな黒木メイサのままでしたね(-.-;)

セクシーな服も、峰不二子のイメージというより黒木メイサのまんまだったし、
雰囲気や声のイメージも特に峰不二子を感じられませんでした。
また色っぽさを表現しようとしたキャットファイトとか夜のシーンもなんかの演出も全然空振った感じでした(-.-;)
正直、最も残念な感じでした。

 

まとめ

ルパン三世のアニメの一貫だと思うと、多少厳し目に見てしまいますが、、、
ただの映画としてみた場合は、そんな言うほど悪い映画ではなかったと思います。正直見て楽しかったですよ。
内容的には、感動とか感情とか少なく、どちらかというとルパンぽいアクション映画に近いですね。

まあ、テレビの地上波初を待つのが正解かも知れませんけど(-.-;)
ルパンファンとしてはそうも行かないですねｗ

点数として評価すると、いろんな感情やいろんな見方の角度があるので星3.5と星4つが悩むところですね